青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

みさきまぐろきっぷの旅

東京の調子がまだ上がらないので、気分転換。

京急さんの「みさきまぐろきっぷ」がとてもお徳と小耳に挟み、
昨日、嫁と二人でショートトリップに出掛けてまいりやした。

同きっぷには、先ず、京急各利用駅と三崎口間の往復電車代と、
三崎エリアの京急バス指定区間のフリー乗車代が含まれやす。

次に、三浦海岸、三崎口、油壺、三崎港、城ヶ島のエリアにある、
全部で25店舗の飲食店が対象になったお食事券が付きやす。

さらに、温泉、水族館、観光船などのレジャー施設や、
産直センターのお土産引換などから選べる施設利用券も付きやす。

これが品川からの利用で、大人1人3,060円というからクリビツ。


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品川で特急に乗って、約80分で三崎口に到着。

ここでの注意は、ボックス席がある特急は一部ということでやんす。

品川に着いたとき丁度出て行く特急がボックス席だったので、
やつがれ、いそいそと売店に行き、缶酎ハイとつまみをゲット。

ところが、乗るタイミングで入ってきた列車は、横座席タイプ。
しかも、上大岡辺りまで、完全に平日朝の通勤通学通常モード。

さすがに大っぴらには飲めずに、我慢しておりやしたが、
金沢八景を越えたら空気が緩んだので、始めさせて頂きやした。


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選択肢が多いので迷いやしたが、最初は、油壺マリンパーク

20年ぶりの再訪ながら、ペンギンの餌やりやイルカショーは健在。
そして、ここの敷地から見る海の眺望は、最高でやんす。


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厳しい折がらに、営業を継続していくための企業努力の跡が、
あちこちに散見されやした。

イルカショーは、単にジャンプを見せるだけのショーではなく、
装飾や音楽や構成が、ホラーショー仕立てとなっておりやした。

ただ、悲しいかな、予算の制約で季節外れのハロウィーン企画を、
無理くり引っ張ってる感があるのは、否めやせん。


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また、絶滅してしまったニホンカワウソの教訓からか、
昔通りの清流を模した「かわうその森」という展示がグッド。

コツメカワウソの展示も見られ、良い企画だと思いやす。
カワウソ見ながら、獺祭飲めたらさらに良し、なんてね。


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昼になったので、バスで三崎港に移動してランチ。
数ある候補の中から、「まぐろ食堂 七兵衛丸」さんをチョイス。

待ってる人で混んでおりやしたが、座席数が86席とかなり広く、
ウェイティング表に記名して15分位で、入店できやした。

「みさきまぐろきっぷ」だと、4種類のランチからの選択制。


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やつがれ達は、「王道!活きイキ刺身定食」を選びやした。

当然、中生のジョッキで乾杯。
刺身が旨くて、酒が進んでいけやせん。

ついつい日本酒の冷やにチェンジして、昼飲みを満喫。


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そのあと、産直センターをぶらぶら眺めてから、
「きっぷ」の特典には含まれておりやせんが、渡し舟で城ヶ島へ。

渡し舟「白秋」は、土日および繁忙期のみ就航の船で、
大人一人300円で乗船でき、片道5分の船の旅でやんす。

ただ、乗る前から、既に酔っていて、千鳥足で乗り込んだ次第。


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城ヶ島は、開いてない店があるのが寂しいながらも、
土産物屋に挟まれた海岸へのアプローチは、昔のままでやんした。

高校生の頃、一人で原チャリ下道の旅でやって来て、
灯台から見下ろした眺めに感動した青酸っぱい記憶が甦りやした。


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海岸を歩き、座ってまったりと海を眺めてると、ときを忘れやす。

仮面ライダーのスタントマンは足場に苦労しただろうなとか、
タモリ倶楽部の断層の話の回のことなど余計なことが浮かびやす。

そんな余計なことが頭に浮かばなくなるぐらい眺めていると、
頭がまっさらになりやすが、それがときを忘れてる時間でやんす。

きっと人間には、なくてはならない時間なんでしょうねえ。

良い時間を過ごしてまいりやした。