今日は4時起きして、
西武池袋線のAM6:50初の特急レッドアローに乗って、
秩父を訪ねてまいりやした。
近年、TV等でよく紹介されている
羊山公園の芝桜でやんすが、
最近は、
京王線の中吊り広告で宣伝されてるのを見るようになりやした。
西武がそこまで京王に喰い込んで宣伝するところなら、
一度ぐらい観に行ってみようかということになったわけでやんす。
朝7時から、
売店で買った
缶チューハイで一杯飲りながら、
良いコンコロモチで目的地に向かえるのが、電車旅の醍醐味でやんす。
着いてみると、
武甲山のもと、一面の
セレッソ祭り。
これ以上無いほどの花の鮮やかさが満開で、春が爆発してる感じでやんす。
そばによってよく見てみると、芝桜の花のひとつひとつは、
余りにも可憐で、小さい身一点に生の
謳歌を閉じ込めた感じでやんす。
ソメイヨシノに、散り際の美学を見るならば、
芝桜は、凝縮の力学でしょうかねえ。
なんか、冬が過ぎ去った後の新しい命の息吹に触れたようで、
パワーを貰ったような気がいたしやす。
芝桜の丘のあとは
秩父の街に出て、行き当たりばったりでぶらぶらと散策。
秩父まつり会館という建物を見つけて入ってみると、
世に名高い「
秩父夜祭」を紹介している資料館でやんした。
秩父囃子の音楽と夜に照らし出された感じで浮かび上がった屋台と笠鉾が、
本物の「
秩父夜祭」の雰囲気を幾らか味あわせてくれやした。
ご本殿の周りには、
日光東照宮を思い起こす素晴らしい彫刻がぐるり。
それもそのはず、「つなぎの龍」は左甚五郎の作品とのことでやんす。
他にも三猿が居て、ここのは「良く見て、良く聞いて、良く話す」猿で、
お元気三猿と呼ばれてるそうでやんす。
ランチは、通りで見つけた
蕎麦屋にふらっと入りやした。
「鴨せいろ」の鴨を肴に、蕎
麦焼酎のお湯割りで連れと乾杯。
秩父の旧い建物が残る町並を眺めてあちこち巡って、
歩き疲れた頃、14:52初の特急で帰ってまいりやした。
特急利用だと日帰りでも結構楽しめるもんでやんす。