本当に21世紀?

北海道の大地震で、ニュース的には後回しになっておりやすが、
関西の台風被害も、いまだ尾を引いておりやす。

共通して、人々が生活において一番困っているのは、停電かと。

停電している広域エリア外の電力会社から、困っているエリアに、
ある程度は電気を供給できることは、東日本のときに知りやした。

ただ、当該広域エリアに電気があっても、それを各戸に伝えるもの、
電線が生きていなくては、家で電気は使えやせん。

21世紀になっても、いまだ、近所でも電信柱と細い電線だけが、
ライフラインかと思うとゾッといたしやす。

20世紀だったバブルの頃に、こんな未来の技術の話を聞きやした。

宇宙の巨大ソーラーパネルで電気を作って、それを電磁波で飛ばし、
地上の基地で受け、電気抵抗０の超電導施設で永久ループして貯蔵。

その後、地上からの電磁波をエネルギーにした飛行機などを、
実験中といったニュースを見た覚えがありやす。

そうした電線に頼らない、ワイヤレス技術を活かせれば、
毎々災害で人々が生活に困るような事態は避けられるはずでやんす。

これで本当に21世紀なのか、疑わしく思えてきやす。