青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

本名は山田一郎だったのか…

深夜天才バカボンを録画して、毎週、観ておりやす。

深夜だけあって、さらにシュールで過激なんでやんすが、
第9話後半の「リアル天才バカボン」が、泣けやす。

めちゃイケとんねるずが昭和のノリでバカ騒ぎすると、
あちこちからバッシングされてしまう世相。

主として遊ぶためにギリギリ分働くという価値観ではなく、
働くために働くのではないと、生きていけない社会。

前提となる生きた背景が全く異なる昭和と平成の世代は、
ことごとく相容れないところからの親子の溝。

苗字もなく名前が原因で就職できずプータローのバカボンが、
ハジメに生活費を無心してるところに、警察から電話。

パパが、他人のうちのネコを下駄にしようとして警察に捕まり、
警察から先方が訴えると言っているとの説明。

バカボンも愛想をつかし、パパに出ていくことを告げると、
もう、写真立てで微笑むママしかいない茶の間。

ところがその後、住宅街を歩くバカボンが偶然目にしたのは、
宅配便で真面目に働くパパの姿。

そこでパパから聞いたリアルな現実と、実は戸籍を届ける際、
バカボンには、山田一郎と付けた本名があるという真実。

家に戻ったバカボンバカボンを受け入れたところで、
昔の家族写真とともに流れるケツメイシの「風は吹いている」。

これにはもう涙腺崩壊状態。

ちなみに山田一郎は、「天才バカボン」や「レッツラゴン」で、
赤塚先生が一時期使っていたペンネームでやんす。

天才バカボンよ、永遠なれ。