報知からJリーグの再開動向に関するニュース。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200429-04280248-sph-socc
リーグ戦の100%消化は、6、7月でなく、8月再開だと無理なので、
ウェブ会議で各クラブに特例措置が提案されたとのこと。
特例措置の一つは、1会場2試合の同日開催のことで、
J1の試合前後にJ2、J3の試合を組み込むのだそうです。
他に、J1基準(収容15千人以上等)に満たない会場での開催や、
同一カードの同一会場での連戦を認めることを含んでいるそうです。
村井チェアマンのコメント。
→未曽有の事態で「この状況下では公平性は担保できない」
スポーツなのに、公平性は捨てると明言してしまいました。
1節しか開催しなかったのは、最初から公平性なんかどうでも良い、
と考えていたことを追認したと思えるようなコメントです。
まず、1会場2試合の同日開催なんて案は、感染拡大防止の観点から、
認められるのかは疑わしいです。
感染者がいないとは分からない他クラブの選手が使ったロッカールームを、
別のクラブの選手にそのまま使わせるんでしょうか。
これは、衛生の観点から、排除すべき案だと思われます。
また、同一カードの同一会場での連戦なんて、絶対にあり得ない話です。
極論言えば、埼玉2○○2で、東京対浦和の2試合開催がO.Kということです。
それは無いにしても、1試合はビジターとなるチームに、自サポの優先入場と、
相手サポの制限などのアドバンテージが担保されなければいけませんが、
2試合とも遠隔地のスタジアムとなったら、そうもいきません。
あくまで、ルールのあるスポーツですから、公平性が第一であって、
公平性が担保できなければ、100%開催に意味がありません。
100%を切る場合は、ホーム&アウェイが担保されませんが、
例えば、各チーム1回総当たりで開催率50%であっても、
ホームorアウェイが事前に公開くじ引きで決まるなら公平性は保たれます。
どうか、公平性を捨てるような発想からではなく、できる限り、
公平性を保つ視点からの発想で、検討をして貰いたいですね。