侍ジャパン、五輪で米国に25年ぶりの勝利です。
最初から、最後まで観てしまいました。
ただ、6~7回あたりでウトウトしちゃいましたがね。
幾つも監督の重篤な采配ミスがあっても、良く勝ったものです。
初回と2回連続で、送りバントさせずにチャンスを潰したり、
3連打で3点獲られるような投手を登板させてハンデを背負ったり。
それでも、9回裏で追いついたシビレル展開で勢いを得て、
10回裏の3度目のバントをモノにし、見事に勝利をもぎ取りました。
もうこれは、金メダルに値する闘いといっても過言ではありません。
が、野球のワケ分かんないところは、この後の展開では、
負けた米国が最終的に金メダルを獲る可能性があるのです。
つまり、準々決勝とは名ばかりで、メダルレースの価値としては、
昨日の勝利に重みづけは全くないのです。
フルカウントの記事に、不思議なやぐらの掲載あり。
日本は、次の韓国に勝てば、やっと金メダルの挑戦権が確定しますが、
負けても、敗者やぐらを勝ち抜けば、韓国と金を賭けて再選可能です。
普通のトーナメントは、正規とは別のやぐらは、敗者復活枠であって、
勝っても、銅メダルしか取れない仕組みなのですが、野球は違うのです。
たぶん、アメリカが過去に保険を掛けて、トーナメントに一回負けても、
金メダルを獲ることができるように造り出したシステムかと。
ヨーロッパなどのグローバル基準から見たら、何じゃそれ。
だから、当方は日頃から、言っているわけです、
野球の本質はスポーツではなくて、あくまで興行なのだと。
正直言って、野球は、ロス五輪のコマーシャリズムが、
無理やり押し込んだもので、五輪種目に相応しくはないのです。
決勝トーナメントに、欧州諸国がひとつも入れない種目って、
他に、考えられますでしょうか。
ただ、興行だから、プロレスと同じで、観るだけだったら、
面白い競技ですけどね。
それでも、メダルを頂けるんであれば、応援しちゃいますよ。
頑張れ、侍ジャパン!!