2023.9.22(金)~23(土)で、信州までドライブ旅行して参りました。
朝食は、上信道のサービスエリア横川で峠の釜めしを頂きました。
歴史ある揺るぎない味です。
最初の来訪先は、戸隠神社。
中社のみのお詣りですが、力技の奥社の神様は時間のある時にして、
知恵の神様にお参りできれば、十分有り難し。
推定樹齢700年のご神木も、神々しいお姿。
平日で、中社周りの多くのお蕎麦屋さんがお休みしてましたので、
ちょっと下ったところの「紅葉」さんというお店で、ランチを頂きました。
透明感のある清らかな戸隠蕎麦は、やはり美味しかったですね。
山を下りてきて、善光寺をお参り。
独身時代に、長野市の先輩の実家を訪ねた時に一緒に参拝してますが、
男同士じゃ詰まらんとパスしたお戒壇巡りに、今回、チャレンジできました。
しっかり「極楽の錠前」に触れることができて、大満足。
参道の「抹茶館」さんで、おやつを頂きました。
白玉とあずきと抹茶ソフトが載った、抹茶ラテ。
これも極楽ですね。
その後、別所温泉に移動して、先ずは旅館にチェックイン。
旅館までお迎えに来てくれた車に乗って、「別所和苑」さんへ。
店員さんの案内で、駐車場から3~40メートル上がった丘の上にある、
小屋というには結構立派できれいなお店に到着。
9/22は平日ですが、嫁の会社は土曜が祝日の場合前日が休みになるので、
併せて休暇を取ったのですが、日帰りでどこに行こうとなりました。
嫁が、信州には松茸小屋があって、一度行ってみたかったというので、
そこに行ってみようとなり、酒も飲みたいので結局一泊旅行になりました。
なんでも嫁が小学生だった時、クラスのお友達の田舎が上田市にあり、
夏休みに一緒に遊びに行ったとき、友達のお父さんが言ったそうです。
上田には、松茸小屋っていうものがあるんだよ。
今は夏だからやってないけど、秋になったら、小屋が開くんだよ。
それ以来、いつか行ってみたいと思っていたそうです。
以下、あまり余計なコメントしませんので、松茸フルコースをご覧ください。
黒龍は九頭竜の熱燗をベースにした松茸酒。
先付けの真ん中は、松茸の握り寿司。
茶碗蒸し。
寄せ鍋ベースの松茸鍋。
姿焼き用松茸。
自分で割いて焼いて食べます。
土瓶蒸し。
銀蒸しと呼ばれている、松茸のホイル蒸し。
真ん中にあるのが、松茸の天ぷら。
言わずと知れた、松茸ごはん。
さすがにデザートには、松茸入ってません。
以上、フルコースでした。
ちなみにおひとり様、諭吉二人で英世が一人返ってきます。
フルコースには、松茸の姿焼きが付きますが、付いてないコースでも、
お店に展示されている時価の松茸を選んで単品で頼むことができます。
ホントに一生分の松茸を味わったという満足感がありますが、
また、来年も、再来年も行きたくなってしまいますね。
だって、日本人だもん。
その後、旅館まで送って頂いて、宿泊。
宿泊したのは、別所温泉の「上松や」さんで、
館内のあちこちに、真田十勇士のデコレーションがされていました。
一泊朝食付きでの宿泊でしたが、夜食がサービスでついており、
おにぎりセットが部屋に届き、おもてなしの心が感じられました。
最近の旅館は、朝食の充実ぶりがすごいです。
魚も、目の前で蒸し焼きしたアツアツで頂けます。
信州なので、蕎麦もついていて至れり尽くせりです。
朝食後に、旅館から5分くらいのところにある、北向観音様をお参り。
セットでお参りするのが、良いとされているのだそうです。
高台にある境内からは、上田市を一望する絶景が拝めます。
その後、車は帰途に着き、ビーナスラインを通って諏訪を目指しました。
途中、美ヶ原高原美術館に立ち寄り。
昔は、美術館だけでしたが、今は、道の駅を兼ねていて、
あいにくの霧でしたが、たくさんの車とバイクでにぎわってました。
霧のおかげで、幻想的な光景が広がっていて楽しめました。
勇壮で美しい!
ゲレ食のようなカフェテリアでは、カレーを頼んどけば間違いないと思う、
昭和脳の男は、結局カツカレーを頼んでしまうアルアル。
湖畔のレストランで、おやつのケーキセット。
車は、諏訪南I.Cを目指して山を下りていく途中で、御射鹿池に立ち寄り。
御射鹿池は、ミシャカイケもしくはミサカイケと読みます。
御射鹿池は農業用ため池ですが、東山魁夷が画のモデルしたことで有名です。
対岸で何かが蠢くので、よく目を凝らしたら、野生の鹿の群れでした。
この後、中央高速で一路帰宅した次第。
松茸を堪能して、一足早く秋と会ってきた旅となりました。