青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

仲川先輩の涙の真意

不思議なもので、結果引き分けでも、防戦一方の緑戦は萎えたけど、

負けても、最後に、らしさが取り戻せた広島戦は、若干、誇らしい。

 

広島終盤の形は、仲川先輩が一生懸命東京に移植しようと思っている、

サッカーなのだと、確信せざるを得ない記事を目にしました。

 

サカダイの記事から。

www.soccerdigestweb.com

 

彼の涙が、単に、今日も勝利という結果が出せなかったという、

責任感や悔しさからきただけとは、当方には思えないのです。

 

もちろん、その要素もあるでしょう。

 

それ以上に、やっと東京が目指すスタイルを取り戻したことや、

お前らやっぱりできるんじゃねえかという思いが結集した涙かと。

 

東京が2019年のマリノスの後姿を追いかけていることを忘れ、

目標を見失ってもがいていた6戦未勝利のトンネル。

 

仲間や後輩に散々口で言っても伝わらなかったものが、

自ら限界まで走り切ったプレイで、やっと呼び起こせた達成感。

 

それでもまだ及ばなかった無念さと、思いが具現化できた喜びが、

心のなかで、交叉し錯綜し、複雑に入り混じったのでしょう。

 

仲川先輩の涙は、東京の宝です。

 

東京の選手面々には、仲川先輩の背中を追って欲しいものです。