昨晩のJ1第29節の対広島戦@Eピースは、2-3の敗戦。
スコア的に惜敗、というよりかは、意地見せ敗でしたね。
東京は、当日、山口宇部空港からバスで数時間掛けての広島入り。
ドイヒーな試合運営については、小泉選手の言う通り。
チュースポから。
ただ、コンディションのことを含めた上で、見たとしても、
お決まりの安い失点からの入りは、もはやお家芸と化してます。
失点を恐れて、自陣周りでボールを持とうとして、突っ掛けられたり、
自陣から遠すぎる前線に全くボールを運べないとか、学習効果なし。
でいながら、追い詰められた試合終盤は、自分達のスタイルが出せて、
スコア的にはアリバイみたいなサッカーは見せてくる。
これではサポーターたちの評価も、バラバラになってしまいますね。
試合終盤の攻めができたメンバーで最初からいけと言ったところで、
実際、同じ布陣でスタートしても、前半同じ繰り返しになりそうです。
監督の手詰まり感はありありなので、更迭論も出てきて当然ですが、
監督だけ替えても、コーチの基盤が同じでは、同じ繰り返しです。
ここ最近の試合で明らかなのは、どうせ守れない守りに手数掛けて、
前にボールを運ぶ意識が史上最低レベルに落ち込んでいます。
ならば、もう守るのはやめようよ。
それで10点獲られても、11点獲りに行く姿が見たいのです。
昨日の終盤の姿に、サポは納得し拍手して帰途に着けるのです。
事実、昨日の後半、オーブンな撃ち合いになってからは、
東京のらしさが出てきて、見るに値する試合になったと思います。
まあ、ホントはそれを具現化するのが監督の役割だと思いますが、
監督交代に待ったを掛ける見方が、ただ一つ、あります。
2018年のマリノスも、色々とノッキングを起こして、
12勝17敗5分で、ギリギリで残留しています。
昨年降格が危ぶまれるくらいだったガンバも、ボヤトス監督のまま、
我慢した結果、ちゃんと実を結び、今年花を開かせています。
今の我慢の先の未来がちゃんと見える人がいれば、
その方に、この先の東京の大事な操舵をお任せしたいものです。
いずれにせよ、今年はあと一つ二つ勝てれば良いです。
大事なのは、水面下で進めるべき、来期の構想です。
選手は、十分に優勝が狙える戦力が揃ってます。
あとは、戦術と指導次第です。