青赤に染まった駒沢

土曜日の朝の駒沢公園は、ジョギングやら散歩やらの人たちで一杯で、
ほんとにたくさんの人たちに愛されている公園でやんす。

着いてみると夢に見た九十九折りの列の光景に近く、
すでに待機列が出来ていて、どんどん列が増えていくばかりでやんした。

ただ、フードコートが待機列のすぐ横で利用しやすく、
ラインナップも充実していて、並びながらもビールが進んでいけやせん。

試合は、キックオフ後の攻めを凌ぐと、
ユースケ→カボレヘッドであっさり先制することができ、落ち着いた前半。

後半、立ち上がりから清水の攻めを権ちゃんが防ぐ、防ぐ。
タツさんが入って、そうたんがトップ目に入ってから試合が動きやした。

そうたんが右をえぐって中央のナオにマイナスのパス。
これで絶好調ナオが敵をかわして、ゴール左隅に技ありのシュートを流し込みやす。

サッカーの恐いところは、２－０で守りに入ったら絶対に守りきれないところ。

ここで強力な助っ人、「しての西やん」が登場。

ペナルティエリアから外にこぼれた球を追いかけようとした赤嶺を、
引っ張って倒した青山のプレイに、ＰＫ＋カレー券という西やんの神判定。

さらに抗議の青山に、２枚目のカレー券をプレゼントしお帰りいただく。

さらにさらに、一度阻止されたＰＫを、キーパーが先に動いたとやり直しの超神判定。

やり直しＰＫを赤嶺が今度はきっちり決めて、３－０でかなり有利な状況に。

しかし、新古品の鳴り物入りチビッ子Ｊリーガーに初ゴールを決められてから、
諦めない10人の清水が勢いを取り戻す。

しかし、最後の最後に清水の反撃の火を消火したのは権ちゃん。
今度は清水に与えられたＰＫを、横っ飛びで弾き出すスーパーセーブ。

３－１で見事に、逆転１位突破を果たしやした。

今年の菓子杯予選は、若手の頑張りが光ってて良かったでやんす。
いいぞ、ヤング東京。

ヒーローインタビューは、そうたん。

今年の正月に高校サッカーのそうたんを見にきた同じ駒沢で、しかもたった半年後に、
プロで先発を張るそうたんを見られることになるとは、正直思っておりやせんでした。

春先の鬱憤を晴らすかのような、
権ちゃん、ナオ、そうたんの３連シャーで、ゴル裏も最高の盛り上がり。

盛り上がるとついやり過ぎてしまう、東京のやんちゃなクセで、
最後の締めの「オレ青と赤、緑は大っきらい、東京～♪」には笑っちゃいやした。

そーいえば、ＰＫ騒ぎのときの青山の抗議に対して、
（カレー券を）「もう一枚！」コールも、東京らしいグッジョブだったと思いやす。

それにしても、お天道様の下で飲む勝利の美酒は格別でやんすねえ。