彼岸を過ぎたというのに、開門後の味スタはまだまだ暑くて、
どうしても氷のノボリを探してしまいやす。
どうしても氷のノボリを探してしまいやす。
試合前、巨大スクリーンで磐田ゴール裏に微笑みかける24番が、
この日の結果を暗示しておりやした。
この日の結果を暗示しておりやした。
GKが出て来る前の邪魔にならない一瞬のタイミングを掴まえて、
東京のゴール前まで、ひとりの磐田の選手が走って参りやした。
東京のゴール前まで、ひとりの磐田の選手が走って参りやした。
さすがのジョーさんでやんす。
万来の東京サポの拍手を浴びる中、深々と頭を下げて戻っていきやした。
挨拶ひとつ取っても、クレバーな大人の選手だなあと感服いたしやす。
挨拶ひとつ取っても、クレバーな大人の選手だなあと感服いたしやす。
試合は、前半はどちらの守備陣も集中力が途切れず膠着状態。
後半開始後、どちらもチャンスはあれど、精度が足りずに決められず、
しかしながら段々と得点の香りが濃くなってくる雰囲気に包まれやす。
しかしながら段々と得点の香りが濃くなってくる雰囲気に包まれやす。
そこで決めきることができたのが、最後はやっぱりのナオでやんした。
シュート自体は真芯で撃てなかったのが功を奏した感がありやすが、
そこに居るというのが、何より技ありのゴールだったと思いやす。
そこに居るというのが、何より技ありのゴールだったと思いやす。
それでも負けじとセットプレイでしっかり逆転してくる辺りは、
やっぱり磐田は手強いねえ。
やっぱり磐田は手強いねえ。
それでも東京は、城福オプションの長友の押し上げが見事に的中し、
東京が東京らしいゴール前のわっしょいサッカーで同点に。
東京が東京らしいゴール前のわっしょいサッカーで同点に。
気持ちで押し込む東京魂を長友が具現化すると、もう止まらない。
ロスタイムに上げた長友のクロスが、赤嶺のヘッドにどんのピシャ。
ロスタイムに上げた長友のクロスが、赤嶺のヘッドにどんのピシャ。
これ以上ないってぐらいに、美しくゴール隅に突き刺さりやした。
こんな劇的な試合を目の前で見られるとは、幸せな限り。
どこの誰とは言いやせんが、小学校最後の運動会を捨ててまで、
味スタをチョイスした某小学生には、最高の思い出になったようでやんす。
味スタをチョイスした某小学生には、最高の思い出になったようでやんす。
ただ、この試合で青野さんがカレー券4枚目。
ってことは、次の名古屋戦は純血東京。
向こうは5人も外人がいるってえのにねえ。
向こうは5人も外人がいるってえのにねえ。
でも大丈夫でやんす、今の東京はそれでも充分に強い。
プライドを持って進みやしょう。