矢の如し

気が付けば今日で、今年ももう二週目に入ってるんでやんすねえ。
ほんと早い、早い。あっという間。

これをあと51回繰り返すともう2010年も終わりというわけでやんす。

そして、あっという間に過ぎていく一年の中で、
一年に一回しか見られない桜を、あと何回見られるんでやんしょ。

多い人だって、なかなか100回は見ることはできやせん。
江戸の昔なら5～60回ぐらいがいいところ。

そのような見方で、サッカー界に目を転じると、
お気に入りの選手の輝けるときというのは、あっという間。

今年目の前で活躍した選手が、いつまでもいてくれるわけじゃありやせん。

年間140試合も毎日毎日やってる野球と違って、
一試合一試合が、まさに一期一会の重みを持っておりやす。

だからこそ我々は、その重みに吸い寄せられて、
一分たりとも見逃さないぞとスタジアムに足を運ぶわけでやんす。　

これからは、開幕を待ちわびる一日千秋の思いと、
あっという間という人生の真理とが交差しながら過ごす毎日。

春よ、早く来い。