煙草もやらず、日頃から鍛えているアスリートなだけに、絶対戻ると思っていたので、ショックでやんす。
松田選手のご冥福を祈りやす。
生命のはかなさを悲報として聞いた同じ日、耳を疑うニュースが流れやした。
人間がiPS細胞を使って、実験のマウスとはいえ、新しい生命を造り出してしまったとか。
しかも、日本の京都大学が、そんな大それたことを仕出かすとは、これもショックでやんす。
明らかに、人間に許された権限を逸脱する行為。
ひょっとしたら、何百万人の命を奪った戦争を引き起こしたのと同じぐらい罪深いことかもしれやせん。
人間が人間でなくなっていき、何を正しいと信じて生きれば良いのか、まるで足場を失ったかのような世界。
晴れがましく会見した科学者は、そんな恐ろしい世界を自ら手繰り寄せたとは、きっと思っていないことでしょう。
ただ、愛する家族とともに、自然の中に生きている意味を考える歳を重ねれば、自分の行為を必ず後悔する日が来ることでしょう。
iPS細胞は、あくまで医療分野で、画期的な治療方法の研究に限定されてるものと思っておりやした。
あの哲学の道の続く学窓で、まさかそんな恐ろしい研究が、官費で行われているとは、がっかりでやんす。