青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

うん十年後の乙女心

今日は季節外れの南風が吹いて、生暖かったんでやんすが、
そろそろ鍋でもいきますかね、と。

鍋とあらば、とにもかくにも旨い日本酒を仕入れなければと、
山下の地酒屋さんに、嫁と二人で買出しに。

久しぶりの地酒の買出しがよほど嬉しかったのか、
嫁から、聞き覚えのある懐メロが鼻唄で流れてきやした。

聞き耳を立てると、やつがれ達が中学生のとき流行った曲。

「雨やどり byさだまさし
 …9月のとある木曜日に雨が降りまして
  こんな日に素敵な彼が現れないかと
  思ったところにあなたが雨やどり… 」

なんで雨でもないのに、このシチュエーションで、
乙女チックな「雨やどり」が、鼻唄となって表れたのか?

やつがれ、考えてたらピンときやした。
嫁にその鼻唄の理由を確認したところ、図星でやんした。

それは、彼女の心の中で「旨い酒」が、無意識のうちに、
雨やどりの「彼」にイメージ変換されていたからなのでありやした。

「こんな日に素敵な酒が現れないかと…」

乙女心も、うん十年も経つと恋焦がれる相手が酒に変わっちまって、
イヤだねえと、笑い合うバカ夫婦でやんした。