今日は季節外れの南風が吹いて、生暖かったんでやんすが、
そろそろ鍋でもいきますかね、と。
そろそろ鍋でもいきますかね、と。
久しぶりの地酒の買出しがよほど嬉しかったのか、
嫁から、聞き覚えのある懐メロが鼻唄で流れてきやした。
嫁から、聞き覚えのある懐メロが鼻唄で流れてきやした。
聞き耳を立てると、やつがれ達が中学生のとき流行った曲。
なんで雨でもないのに、このシチュエーションで、
乙女チックな「雨やどり」が、鼻唄となって表れたのか?
乙女チックな「雨やどり」が、鼻唄となって表れたのか?
やつがれ、考えてたらピンときやした。
嫁にその鼻唄の理由を確認したところ、図星でやんした。
嫁にその鼻唄の理由を確認したところ、図星でやんした。
それは、彼女の心の中で「旨い酒」が、無意識のうちに、
雨やどりの「彼」にイメージ変換されていたからなのでありやした。
雨やどりの「彼」にイメージ変換されていたからなのでありやした。
「こんな日に素敵な酒が現れないかと…」
乙女心も、うん十年も経つと恋焦がれる相手が酒に変わっちまって、
イヤだねえと、笑い合うバカ夫婦でやんした。
イヤだねえと、笑い合うバカ夫婦でやんした。