息子が大学の推薦入試に合格し、合格を許可条件としていた、あることを始めやした。
それは、バイト。
自分で履歴書を書いて、面接に出掛け、先週から某量販店で働きだしやした。
誰でも通る道ながら、幼稚園の面接からの歳月を想うと、感慨もひとしおなわけでやんす。
ただ、やつがれ達馬鹿夫婦は黙って見てるだけでは、我慢できやせん。
昨日、いそいそと二人揃ってバイト先まで、覗きに行ってきやした。
当たり前のように、レジで袋詰めしてる姿が、頼もしいやら、心配やら、すこし寂しいやら、どうにも面映ゆい。
通路に出てきたところで、顔合わせたら、「今、忙しいし。」と怒られやした。
その後、物陰からレジの息子がよく見えるビューポイントを見つけ、嫁としばらく眺めておりやした。
ホント、歳ってのは、いつの間にか取ってるもんだね。