要するに、節分でやんす。
大國魂神社の豆まきは、今年も新人が派遣されてるようでやんすなあ。
残念ながら平日なので、
行けやせん。
小学校終わると、戦利品入れる傘を持って出掛けた、代々木八幡の豆まきが懐かしいもんでやんす。
古来、節の替わり目は、邪気がはびこるとされ、そうした禍を運ぶモノを鬼に見立てて、豆で追い払うわけでやんす。
それはもう、発祥も言われも、ガキの頃から耳に馴染んだ風習で、日本の風物詩として確立してるわけでやんす。
しかしながら、恵方巻きとかいう風習は、江戸っ子にとっちゃ、つい最近までとんと聞いたことがありやせんでした。
あちこち、商魂逞しい店で掲げておりやすが、関東者には、違和感アリアリ。
いいもんなら飛び付くのが、また江戸っ子なんでやんすが、やってみても、ちっとも宜しいもんじゃございやせん。
言われを調べにいけば、なんだか艶話に辿り着く説もあって、子供を巻き込む風習としては、教育上、甚だ疑問。
関西人だけ勝手に盛り上がってりゃいいんじゃねえかと思いやすぜ。
さあ、帰ったら歳の数だけ豆を喰わねばなりやせんな。