2020年の2回目の東京五輪に向かって、これから色々と華やかなニュースを目にすることでしょうが、同時に、やるせない話も目にすることも出てまいりやす。
今朝の毎日が、「霞ヶ丘アパート」のことを取り上げておりやす。
ご存知、国立競技場の建て替えに伴い、アパートの取り壊しが決定してるとのこと。
「霞ヶ丘アパート」は、明治公園と日本青年館を挟んで、ちょうど国立競技場の反対側に位置する都営団地。
住民370人の6割が65歳以上のお年寄りの状況。
都からは、渋谷や新宿の都営住宅を斡旋すると言われてるそうでやんすが、65歳以上では、そう簡単に動く気力が起こるとも思えやせん。
せっかく、古くから助け合って築いてきたコミュニティが、今になって、急に、解体の憂き目に遭うのは忍びないことでやんしょ。
特に驚いたのは、前回五輪で、明治公園に住んでた土地を手放して同アパートに移った人が、また立ち退きを迫られてるケースがあるということでやんす。
やはり、五輪の光の後ろには、影で泣いてる人がたくさんいることを知らなくてはいけやせんな。