年明けから、朝の出社時に気になってることがありやす。
場所で言えば、京王線の上り電車が、ちょうど下高井戸から明大前に差し掛かる最後の踏切前、進入待ちでほとんど停車状態となる辺りのこと。
以前、コンビニだった旧店舗前に、毎日ではなく、週イチの金曜あたりに、3人ぐらいのグループが現れやす。
見た目は、若い会社員風というか、就活学生風という感じ。
してることと言えば、毎週なので書き初めとは言えやせんが、二人が並んで1メートル位の横長の紙を抱えて持ち、もう一人がそこに筆で書を認め、それを三脚固定のビデオカメラで撮影してるわけでやんす。
通り過ぎながら横目でちらと見ると、書いている文字は、いつも決まって、「いってらっしゃい」。
初日は、字の配分を失敗してて、何て書いてあるか分からなかったんでやんすが、この頃は、慣れてきて、二人でも上手く書けてるときもありやす。
きっと、都心に向かう満員電車の人々へのメッセージなんだろうけど、今一つ意図が分かりやせん。
毎々「いってらっしゃい」じゃなくて、例えば、次のような書を掲示したら、世の話題になって取り上げてくれるのに、なんて思うやつがれでやんす。
「通うの飽きた」
「内定が欲しい」
「満員電車はヤダ」
「早く飲みてえ」
「咳はマスクして」