青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

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暴れ牛おじさん

分からないままだった謎が、ある瞬間急に解けて、スッキリするということがありやす。

やつがれは、帰路たまに、世田谷線に乗ることがあるんでやんすが、何回か、面白いおじさんに遭遇しておりやす。

件のおじさん、結構ご高齢なんでやんすが、いつも乗ってくるときは、真っ赤な顔の上機嫌で、気持ち良く酔っ払っておられやす。

そしていつも、車内に乗り込んでも、辺り構わずに、「あばれ~う~し~♪」とひと節、気持ち良く唸っては、ひと駅で降りていかれやす。

その目撃談を、帰宅してから嫁に話して以来、我が家では伝説の「暴れ牛おじさん」と称されるようになっておりやした。

その暴れ牛おじさん、その後土日に何回か、自転車に乗って走っている姿をお見かけしておりやすので、実は、わりかしご近所さんのようでやんす。

で、ずっと分からなかったのは、いつも上機嫌で唸っている歌の原曲が何かということ。

ネットで「暴れ牛」で検索しても、それらしい歌は出てこず、「暴れ獅子」でやっても駄目なので、諦めておりやした。

それが先日の大晦日、TVを点けたとき、たまたまやってた懐メロ番組から流れてきた歌に、耳が釘付けになりやした。

それは、「暴れ太鼓」という曲で、どうやら坂本冬美のデビュー曲なのだそうでやんす。

その最後のサビの部分が、「叩く太鼓の あばれ~う~ち~♪」という歌詞だったのでやんした。

嫁と思わず、これだ!とハモってしまいやした。

まさか、暴れ牛ではなく、「暴れ打ち」だったとは…

ホンに、スッキリいたしやした。

いやはや、毎日生きてると面白いことがありやすな。