青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

天王山前にドン引きの敵将コメント

さあ今日は、明治安田生命J1リーグ1stステージ第12節、
サンフレッズ戦@埼スタ

天正10年、織田信長亡き後、羽柴秀吉明智光秀との戦いにおいて、
この山を制することで天下を取る者が決したのが、「天王山」。

今日はまさに、1stステージ優勝を掛けた「天下分け目の天王山」。

東京としては、真の優勝争いという今までに無いステージの戦い。
この待ち望んだ戦いを迎えられただけでも、先ずは喜ばしいところ。

ただ、不遜にも首位をぶっ倒して優勝だと軽く言える戦いではなく、
敵は他の主力を強奪して作り上げた10戦無敗のチーム力を誇る相手。

重みと緊張感のある難しい戦いとなることは確かでやんす。

ところが、襟を正して重要な戦いを待つ我々サポーターに対して、
冷や水をぶちまけてくるような困った輩がいることにクリビツ。

サンフレッズの敵将は、試合直前に相手の監督批判をしたコメントを、
公式HPに堂々と載せるという性根の腐った所業に及んでおりやす。

スポーツでの戦いにおいて、お互いにリスペクトし合って戦うという、
当たり前のセンスすら持たない相手と戦うのは悲しいことだと思いやす。

主力に生え抜きが何人いるか見ただけでも、敵将コメントは、
あきれ返って口がふさがらない戯言としか思えず、ドン引きでやんす。

今日は当該コメントを以下に引用し、
昂ぶる気持ちを押さえ、キックオフを待ちたいと思いやす。

『浦和公式HP「ミシャ監督 FC東京戦前日会見」より引用』

「一つだけ私の方から大事なことを話したいと思います。
明日の対戦相手の監督さんの記事があるメディアで書かれていました。
読まれる方がどう感じるかは客観的なものだと思いますが、
彼の言葉の中に、日本ではガンバ大阪浦和レッズがビッグクラブであると
コメントしていましたが、私はそれが正しい意見だとは思っていません。

数字上は分かりませんが、
FC東京は強化費にかなり予算を多く割いているチームだと思います。
私はそういうコメントをして、『私たちが下で、彼らが上で、
それに対して自分たちは必死に戦っているのだ』という構図の作り方は
決して好ましいやり方ではないと思います。

平山選手は、昨年の我々との対戦でケガをしてしまいました。
彼に起こってしまった出来事に関しては本当に申し訳ないと思いますが、
ただ、意図的なプレーではなかったことは確かです。
浦和は正々堂々と戦うチームです。
FC東京は、ケガをした彼のためにがんばろうと働きかけて、
チームのモチベーションを上げるようにして戦っていたと思います。
監督さんが明日の試合でそういう思いをぶつけるというのはどうかなと思います。

私が常に考えることは、自分のチームが常にベストであることです。
浦和は毎年大型の補強をしていると言われますが、その見方は正しくありません。
ここ最近のクラブの経営が黒字で上手くいっているのは
皆さんご承知の通りだと思いますが、それは選手獲得にかかる費用を
たくさんかけずに与えられた予算の中でチーム作りをしている表れです。
我々は、チーム作りを日々のトレーニングの努力の中で行っています。
決してお金で作っているチームではありません。
それは我々クラブがどういう仕事をしてきたのかを見れば分かることです。
それを見ていない方が、
浦和はお金を使って毎年大型補強を行っているという書き方をされるのだと思います。

FC東京はリーグの中で最も質の高い選手がそろっているチームです。
それは、どの監督さんが代表を率いても、
多くの選手が代表に選ばれていることが証明しています。
彼はFC東京はビッグクラブではないとおっしゃっているようですが、
その辺のところは、我々も物事をナイーブに捉えてはいけないだろうと思います。
サッカーは時として、お互いが厳しい意見を持たなければいけないだろうと思います。

私は常に自分のチームを信じていますし、自分のチームがベストだと思っています。
勝敗の責任は私にあります。
私はすべての同僚である監督さんをリスペクトしていますが、
ただ、そういった発言で自分たちの立ち位置を持って行くのは
決していいやり方とは思えません。
それは全ての監督をリスペクトするからこそ、はっきりと言いたいのです。

彼は守備的な戦い方を採用する監督さんですが、
それは絶対に勝利したいという思いがあるからだと思います。
ただ、あの記事を読む限りでは、
自分だけがとにかく勝ちたいと思っているように取れましたが、
他のやり方をしている監督さんも、必死に勝利をもぎ取るために戦っています。

私は日本での9年間を常に全力を尽くしてきましたし、
自分の仕事に対して誇りを持ってやってきました。
私はガンバ大阪が優勝したからと言って、
ガンバ大阪がビッグクラブだから我々より上だというようことは言いません。
彼らは自分たちの実力と努力で掴み取った優勝であり、私はただ賞賛するだけです。

浦和は見ている方々の期待度が高いチームだと思います。
どんな状況でも勝たなければいけないと期待されるチームです。
それは浦和がビッグクラブであると言われることから生まれているのかもしれません。
例えば昨年まで仙台でプレーしていた武藤選手は、
決してレギュラーで毎試合出ていた訳ではないですが、
今は浦和のユニフォームを着てレギュラーになりました。
その選手が浦和レッズの中で非常に注目を浴びています。
非常にプレッシャーが大きいとは思いますが、
決して縮こまることなく戦っていかなければいけません。
私は彼らを信じています。」