本当に、ケンタ氏が名古屋の監督に決まってしまいました。
よもやよもやです。
それはそれとして、東京の選手が30人超えの忘年会に参加して、
マスクを外して集合写真を撮っていた件、クラブからお沙汰の発表。
➝内規違反に対する処分について|ニュース|FC東京オフィシャルホームページ
「8人より多い人数での会食」を違反内容として、
「東 慶悟、 渡辺 剛、永井 謙佑、阿部 伸行、渡邊 凌磨」の5名の選手に、
「厳重注意」の処分としたそうです。
甘過ぎますね。
PAGEのヤフーオリジナル記事でも大きく取り上げられています。
処分としては、一週間以上の謹慎および減俸もしくは罰金が最低限でしょう。
少なくとも、首謀の東選手にはキャプテン剥奪のインパクトを与えないと。
本件は、何度も言いますが、都が勝手に決めた会食制限違反だけでなく、
社会から求められている基準から逸脱したコンプライアンス違反です。
まだ、コロナ禍が続いており、新たにオミクロン株が出現している中、
3密を避けて、マスク着用することは、社会の要求事項です。
それを守らないことは、コンプライアンス違反に他なりません。
容易にコンプライアンス違反行為を行う人に、
選手の範たるキャプテンを任せることができるのでしょうか。
浦和のリカルド監督は頑として、柏木選手の受け入れを拒みました。
結果、退団して岐阜に行くことになりました。
過去の功績を思うと厳しいようにも思いますが、シーズン中に、
チームの規律を二度破った者への処分としては、納得感がありました。
今回の東京のコンプライアンス違反は、シーズン終了後のことで、
かつ、監督不在時なので、甘い処分となってしまったようです。
本来であれば、新監督の判断も加味した処分を決定すべきでしたし、
クラブはその点に斟酌して慎重に処分を決める必要がありました。
少なくとも、再発イコール退団処分とする旨の予告は必要でしたが、
それが「厳重注意」に含まれていたかどうかは、不明です。
もしかしたら、監督決定後、新チーム陣容を整えていく段階で、
それが新監督の意向に反映される可能性はあるのかもしれません。
また、クラブは、選手達より社会人としての経験が多い池井家達にも、
二度と選手達を不祥事に巻き込まぬよう厳重に申し入れすべきでした。
せっかく新体制に代わる節目なのですから、不祥事の元となる、
選手と種々の利権が絡んだ外部者との癒着部分は、粛清すべきです。
多くの東京サポが、同様に処分が甘過ぎると考えていると思いますが、
本当に大事なのは、この後、再発させないことです。
クリスマス、年末年始の宴と誘惑が多い時期なので、選手一人一人が、
コンプライアンス遵守の強い自覚を持って過ごして欲しいと思います。
サポも、社会人なのであれば、社会から何が求められているのか、
今一度、改めて考える機会を持つことが何より大切です。
来年こそスタジアムの全員で歓喜を分かち合いたいのですから。