2008-05-07 謳歌する日々 2008年5月 #練習用 じきに、万物の活力が満ち溢れる季節が到来する。 昨日は、そんなことを予感させるような素晴らしい快晴だった。 だけど、勝利の女神は気まぐれで、いつも勝てるわけじゃない。 おいらは血管が切れるかと思うくらい、あらん限りの声でユルネバを歌い、 ピッチに倒れた手負いの選手が心配でたまらずにコールを続け、 PKを外した選手にこそ明日への期待を込めて渾身の力で拍手を送った。 勝ちに浮かれているときではなく、負けたときにこそ思う。 おいらは、ゴル裏でサッカーを観ているのではない、生を謳歌しているのだと。 馬鹿みたいに歌い、叫び、怒り、喜び、ときに落胆する。 これこそが生の証でなくて、何だというのか。 そして、昨日という日とともに悔しさには別れを告げ、 歓喜が待っているはずの日に思いを馳せる。 もう週末には、その日がやってくる。