青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

だれのファンか、どこのファンかは大きくちがう

いえね、先日の会社の研修でのことなんですがね。

朝、前日の磐田戦やら埼スタ暴動やらのニュースをスポーツ新聞で見てると、
やつがれの隣に座ってきたのが、稲城市在住の別部門の方で、仮にN氏としときやしょう。

N氏は、住んでる場所が場所なんで、緑を応援してるそうでやんすが、
サポというほどには観戦には行かないようなので、まあ単なる緑ファンだということになりやす。

N氏は、拙が東京サポなのを知っていて、「ほんとにネドヴェド来んの?」なんて訊いてくるような、
気楽な間柄でやんして、そんなノリで話しかけてきやした。
(以下の括弧内は、拙の心の声でやんす。)

「最近、東京FCは調子いいよね。」
「まあ、今年のFC東京は、新監督がはまったんだよね。」
(ぬわにぃ、東京FCだぁ?FC東京だっつーの。)
「で、誰のファンなの?」
「誰っつーんじゃなくて、全員。全員で持ち込むサッカーがいいんだよ!」
(どーせ名前挙げたって、知らねえって言うんだろうよ。)
「ふーん。」
ヴェルディ川崎こそ、昇り調子でしょ、来週のダービーはお手柔らかに。」
(ったって、こっちがお手柔らかにはしたくねえっつーの。) 
「また、ダービーあんだっけ?」
ナビスコ。今度はこっちがホームなんだよね。」
(あれっ、スルーしちゃったよ。やっぱ、違和感ないんだな。)

てえことがありやして、改めて思ったんでやんす、
讀賣系のファンって、やっぱりスターありきの発想で訊いてくるんだなあと。

やつがれは、有名なスター選手がいるから東京が好きになったんじゃないんでやんす。
アマラオ以外は知名度が低く、スター選手から見れば雑草のような選手たちが、
全員で駆け上がって、何が何でもゴールに押し込もうとするチームの気迫に惹かれたんでやんす。

それに、ミスジャッジに上から目線で審判に楯突くような高慢なスター選手なんざいないほうが、
よっぽどせいせいして、潔い試合を見せてくれますやね。

第一、世の中の誰もが知らなくたって、やつがれだけがその選手の素晴らしさを判ってあげて、
その選手の活躍に拍手を贈ってあげるときこそ、サポ冥利に尽きるってもんでやんしょうよ。

緑はいまだに、カズやラモスがいた頃と同様に、外人スター選手でファンを惹き付けようったって、
肝心の日テレでは、編成のお偉いさんがサッカーが嫌いで放映したくねえと公言してるんじゃ、
スターを使ったビジュアル戦略が取れないんだから、はなから無理がありますやね。

スターに付いたファンは、スターが移籍すれば付いてっちゃうだけでやんすよ。
それじゃ、いつまでもたっても地域に根ざした固有のファン層は築けませんって。
讀賣系は、またスターを買ってくれば良いぐらいにしか考えないんでやんしょ。

やつがれは、在籍選手の総体である東京というクラブ自体を応援してるんであって、
応援ユニは迷わず12番を選びやしたし、誰彼の移籍に関係なく東京を応援し続けるんでやんす。

緑の先日の紅白戦、期待のルーキー河野がレアンドロにタックルしたのが原因で、
小競り合いしてる中、さらにディエゴが乱入する形で、足で河野を引っ掛ける反則で止めた上、
スパイクで河野の頭部を踏んで5針も縫う怪我を負わせたっていうんだけど、
この件に関して、外人には何のお咎めもなく、むしろ、今までおとなしすぎたと奨励する始末。

ラモスが言いそうなこったけど、それが緑の伝統なんだとさ。

これって、カボレにタックルした大竹がカボレの怒りを買って報復された上、
エメが敵討ちだと、大竹の頭を蹴っ飛ばして大怪我させたってことでやんすよね。

それはやだな~、思いっきり引くなあ。
それを伝統とするチームなんて、拙なら応援する気なんざ失せますけどね。

せいぜい、伝統にかじりついていてくださいやせ。