青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

あめの日の閑話 五

「春雨じゃ、濡れて参ろう」と言ったのは、月形半平太の有名なセリフでやんすが、
今日のように強風が横から下から巻いてたんじゃ、春雨じゃなくても傘は役に立ちませんやね。

車窓から、傘をお猪口にされまいと必死の形相で風と格闘されている方や、
折れた傘の骨に既に戦意を喪失し、風のなすがままに茫然となっている方々を眺めながら、
やつがれは、役員と対峙するエネルギー温存のため、駅出たら迷わずにタクシーに飛び乗りやした。

今年から都内はタクシーも全車禁煙となって、気持ちよく利用できるようになりやした。

やつがれは永年に渡り愛煙しておりやしたが、昨年7月に紫煙とはオサラバしたんでやんす。
なんでやめたかと言えば、拙は健康を気にするタチじゃなく、だから喫煙してたんでやんすが、
結局のところ世の中の流れに逆らうのが面倒になったというのが本音でやんすね。

駅じゃ吸えねえ、タクシーも禁煙、散歩してたって歩きタバコ禁止の看板が、あ゛~うっとうしい!!
サイパンやグァムに出掛けたって、ライター持ち込めねぇから、マッチを持ってかなきゃなんねえし、
味スタでも、酔っ払って足もとおぼつかねえのに、わざわざ階段で外に出て吸わなきゃなんねえし。

一番強烈だったのは、与論島に行ったときのことでやんす。
空港で喫煙室に入ったら、4畳半ほどの狭い部屋に灰皿を置いた机と粗末な椅子が一脚あるだけで、
まるで、刑事ドラマでよく見る取り調べ室のようなありさまでやんした。
そこで一服してたら、別に犯罪したわけじゃないのに、勘弁してくださいって気になりやすぜ。

そんなわけで、きれいサッパリやめました。

まあ考えてみれば、タバコやめて浮いた時間で、このブログをしているようなもんかもしれやせん…