青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

いい加減にしやがれ

さいたまスタジアムで掲げられた洒落っ気も知性のカケラもない野卑なゲーフラにも驚いたが、
柏で、今度は選手に直接危害を加えるという暴挙に出た鹿サポ。

話は、熱くなったサポ同士の喧嘩ではない。選手への野卑な言葉による攻撃でもない。

試合中に選手が直接的に物理攻撃を受けるという危険に晒されたのだ!!

96年だったか三沢で、フリエの大嶽選手が突然目の前のピッチに倒れ込んでしまった。
後でマリノスサポの投げた10円玉が頭に当たったと知り、怒髪天を衝いたことがあった。
やつがれは柏サポではないが、それを思い出すと、当事者のような怒りが湧いてくる。

そんなことで応援するクラブが勝ったところで、何の感動が得られるというのか。

鹿島はHPで、アレックス選手の件が試合を妨げた程度の問題としてしか謝罪していない。

確かに、アレックス選手への当たり方は、まだ事故的な当たり方だったと見えなくも無いが、
栗澤選手に対しての危害は、完全な悪質な故意を持って行われたことが明白だ。
にも関わらず、全く触れずにサポ同士の傷害事件を持ち出して話を結んでいて腹立たしい限り。

喧嘩両成敗とごちゃまぜにして、話をうやむやにしてしまおうという狡い論旨が見え見えだ。

躍動感のあるサッカーで覇者となった鹿島に対しては、
これまでは一応リスペクトして見てきたクラブだったが、今回の件で心底がっかりした。

幾ら一部といっても、毎々あのでかい旗を一番前で振り回している常連サポのことだ。
鹿島は、常連サポが過激な行動に走る精神的土壌にあったことを看過していた責任があり、
強制的に2部降格の制裁が与えられてもおかしくない位のことだと真摯に捉えて欲しい。

北関東をパララパラパラ竹ヤリ出っ歯の改造車で走る代わりの鬱憤晴らしで来るような輩は、
神聖なスタジアムに無期限でなく永久に入れさせないでくれ。

サッカーの素晴らしさを知らん奴らに、だからサッカーなんて野蛮だなんて、
軽々しく論じられるのが悔しくて悔しくて堪らない。

鹿サポも含めて、マナーを守って観戦しているほとんどの善良なサポを、
がっかりさせるようなことは二度と起こさないで欲しい。