またぞろ、トイレットペーパーとティッシュペーパーの買い占め騒動。
だけでなく、スーパーでは、米やカップ麺の棚がスカスカ。
ペーパー類は、マスクに原材料が充てられ品薄になる等のデマから、
カップ麺類は、休校措置で家での食事用に多く買われたからのようです。
オイルショック以来何度経験しても、愚かな人々が一向に減りませんね。
私が子供の頃に起ったオイルショック時、ドラマ「レインボーマン」で、
死ね死ね団が、日本に偽札をばらまき、超インフレを巻き起こす策略で、
庶民が、野菜や魚などの毎日の食料すら買えなくなってしまう話を観て、
とても恐ろしくて、将来が不安で、トラウマになっていました。
でも、そんなことはホントには起こらないし、買い占めが起こっても、
一時的なもので、すぐに日常に戻ることを体得してきています。
戦時下ならともかく、今の日本で恒久的に物資がなくなることはありません。
そもそも、マスクは感染した人が、周りに広めないようするもので、
ウイルスに対しては、予防効果はほとんどありません。
本来は、買い占めても意味のないものなのです。
ただ、ウイルスより、ずっと粒子の大きい花粉は防げるため、
花粉症の方たちが、着用して外出するようになったので、
ウイルスも防げると勘違いした人が増えたと思われます。
掛かっていても、いなくても、咳やくしゃみをするときは、
飛沫を飛散させないため、ハンカチで口を覆えば良いだけのことです。
別に、必ずしもマスクでなくても構わず、テッシュやストールでも良し。
巷には咳エチケットの本質が分かってない愚か者が多いため、
車内でマスクをしていて咳をした人を、これ見よがしに睨むという、
馬鹿げたリアクションをすることが、よく見受けられます。
日本人の誇りを持って、モノごとを本質的に考えて行動して欲しいものです。