世の中には、分かり切っている嫌なことを、ことさら掘り下げて、
明らかにしたい人達がいて、その多くはマスコミという人種である。
そんなことを思った、サッカー批評の記事。
➝J1ベガルタ仙台「債務超過報道」(1)Jクラブ「スポンサー収入」「入場料収入」「人件費」ランキング(サッカー批評Web) - Yahoo!ニュース
ただ、もしかすると、いきなり破綻と出る前に、免疫をつけるため、
協会全体の意思を汲んでの事前リークと言う場合もあります。
今年は、コロナ禍が始まったシーズン当初から、チェアマンが、
場合によっては協会から必要な措置を取ると言っていたと思います。
なので、今年度決算は債務超過となっても、即ちライセンスはく奪、
としないことを協会に期待しても間違いではないでしょう。
ただ、ここで絶対に、マスコミも、協会も、クラブも、サポーターも、
共通認識しておいて欲しいことがあります。
それは、仙台も、他のクラブも、コロナ禍による想定外の損失は、
武漢ウイルスを全世界に広めた中国に請求すべき損失であること。
また、今回の損失については、協会による積極的な補助が妥当だが、
同時に、鳥栖だけは、対象から外すのが妥当であること。
サッカー批評の記事は、次のように言及しています。
>この鳥栖の問題と仙台の問題は、一概には同じものとはいえない。
仙台に関しては、前期末決算において、赤字だったことで、
鳥栖との差異が不明瞭で、上述のような歯にモノが挟まったような、
言い方になっているのが残念ですが、言いたいことは同じです。
前期までの放漫経営による苦境と、コロナ禍から受けている苦境は、
全く異なる次元の問題であり、それをうやむやにしていけません。
ハッキリ言えば、鳥栖問題は、コロナ禍とは全く別な問題です。
その点への配慮無しに、コロナ禍に伴う全クラブの一律補助に、
鳥栖を入れたら、協会の措置には公平感が全くなくなります。
コロナ禍が無くてさえ、放漫経営のせいで危なかったのに、
コロナのクラスターを発生させていることも言語道断です。
これはハッキリ言って、コンプライアンス違反に該当します。
なので、鳥栖には、協会による補助等をしてはいけないのです。
コロナ禍による経営不振を語るには、その点を忘れてはいけません。