休みだったので、多摩センターで映画観てきました。
多摩センターのイオンシネマは、1席空けて観られるし、プラス料金なしで、シアターのど真ん中のプレミアシートで観られるから、最高。
今日観たのは、罪の声。
未解決のまま時効になった、グリコ、森永事件をモチーフにした社会派ドラマ。
ひさびさに2時間半超えの作品だったので、見応えがありました。
でも、決して長いとは思わずに、あっという間に感じられました。
フィクションではあるけれど、リアリティがあるので、中味は結構濃いです。
結局のところ、ウルトラマン世代以下の世代から、団塊世代に宛てた、強烈なダメ出し映画でした。
団塊世代が掲げた正義も、違う視点から見れば、悪でしかないこともあります。
団塊世代が、下の世代との隔絶に目をつぶって生きていくか、気付いて歩み寄って生きていくか、残り短い余生の針路を見直す映画なのかもしれません。
全く意図なく犯罪に荷担させられた子供の声という、全く新しい切り口で迷宮入り事件の謎に挑んだ意欲作。
面白かったです。