昨晩のアジア競技大会サッカー男子決勝の日本対韓国は、1-2の惜敗。
ただ、スコアでは惜敗ですが、内容的にははっきり言って惨敗でした。
もちろん、韓国はオーバーエイジも使ったU24フル代表なのに対して、
日本はU22の格下クラスのサブメンバー構成なので、当然かもしれません。
でも、育成の観点から見ても、満足な内容ではありませんでした。
仮に、カウンターで4、5点取られてのボロ負けになったとしても、
もっとゴールを狙って攻め上がる姿勢が見たかったのです。
前半、開始早々に得点したことで、完全なドン引き布陣から抜けられず、
全く立て直せず、攻めの姿勢が見られないまま、終わってしまいました。
後半終盤の短い時間こそ、幾らか攻める姿勢も見られましたが、
その姿勢を前半からもっとガツガツと見せて欲しかったものです。
ハーフタイム明けでメンバ交代なしでは、手持ちの駒的に、
監督もなす術がないのかと思わざるを得ませんでした。
本大会が、五輪代表サブメンバーの底上げのための機会として、
意義のある舞台になったのだと考えるしかありませんね。
ただ、昨日の戦いで一番足りなかったところの補強として、
U22フル代表では、東京のこの選手を起用すべきです。
もっとも、あんまり気軽にホイホイと召集されたくないですが。
チュースポから。
昨日は、穴となっていた、日本の左サイドばかり狙われたので、
カシフひとり入れただけでも、大きく変わったと思います。
U22フル代表組のアメリカ遠征に、東京からは、カシフだけでなく、
玖生、ブランドン、誠二の4人が大量召集されています。
他クラブからも、海外組とJ1レギュラー組がメイン招集なので、
昨日よりかなりパワーアップします。
U22フル代表ならば、昨晩終盤の日本の残念なレッド級ファールは、
見ないで済むことでしょう。
あれが一番残念だったのかもしれません。