フル代表はアジア枠が8に増えたので、よっぽどの事態を、
ポイチが創り出さなきゃ、W杯出場は間違いありません。
が、五輪は違います。
枠は3.5しかありません。
豪州、韓国に加えて、中東勢がいるオールアジアの中で3.5です。
予選Gは、韓国、UAE、中国の中で2位迄に入らないと終わりです。
アジア以外は、すべて出場国が決まっていて、昨晩対戦したマリは、
出場が決まっている国として、招聘しています。
なので、昨晩は、まだこれからチームを創る段階だからなどという、
エクスキューズは、今は通用しない段階にあるのです。
そうした背景の中で、昨日の試合は、正直カツガリでした。
まるで、フル代表の縮小版を見せられただけでした。
全く連係が機能していません。
その悔しい経験を踏まえた何らかの積み上げがあったのでしょうか。
どう持ち上がって、どうなったら誰が撃つのかの意識すら、
バラバラのチームに後ずさりしてしまったように思えます。
大岩監督は、ビルドアップと守備で見つかった課題を改善して、
アジア杯前最後の練習試合、ウクライナ戦に望むと言っています。
が、時遅しの感じは否めません。
昨晩の状況では、かなり厳しいと思うのが普通です。
本戦出場なら、オーバーエイジ枠で大迫招集という手がありますが、
アジアカップでベスト4に入れなければ、意味がありません。
少なくとも、細谷じゃ無理ですね。
次のウクライナ戦で玖生とタロウが可能性を見せてくれることに、
期待せざるを得ません。
このままでは、パリ五輪はありません。