青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

世代交代が進化を生む

サッカーのようなスポーツの世界だけではありやせん。
旧き良いものを受け継ぎながら、新しい血がそれを踏み越えていく世界は素晴らしい。

身内の忘年会のため録画していたM-1グランプリを、のんびりと観て楽しみやした。
普段からよく観ているわけではないので、ほぼ半分は知らないグループでやんした。

昔の漫才ブームB&Bやツービートが世に出たときは衝撃的に面白くて、
もうこれ以上の面白いものは出てこないと思ったもんでやんす。

ところがどっこい、M-1グランプリという大きな舞台も8回の歴史を重ねると、
芸ごとは終わりなく進化していくもんでやんすねえ。

スピード感、ネタ構成、味付けと色んな要素があるわけだけど、
各参加グループは、オリジナルの完成度の高い緻密な芸に昇華させてるなあと思いやす。

決勝に進んだナイツ、NON STYLE、オードリーの3組は、全く異なるスタイルで、
この中からたった一組を選ぶことに無理があろうってもんでやんす。

ナイツは東京漫才を極めた構成力と人をグイっと引き込む話芸が実に見事でやんした。
NON STYLEは、ビジュアルまで計算し尽くしたスタイルが、未来のど真ん中を感じさせやす。
オードリーは、春日のキャラを手懐ける若林の芸風に、面白くなった南キャンと感じやした。

やつがれに敢えて優勝を決めさせて頂けるなら、昨年のトータルテンボスでやんす。
おあとがよろしいようで…

それはともかく優勝したNON STYLEは確かに面白かったでやんす。
2009年は大活躍で、きっとあちこちで顔を見ることになりやしょう。

でね、NON STYLEを見てたら、
東京の大竹と椋原がコンビ組んでるように見えてきちゃってどうしようもないでやんす。

NON STYLE=大竹&椋原、フレッシュなところがほんとクリソツ!!