青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

けんとう

せっかくのイブに相応しからぬ話題でやんすが、昨日は2件の拳闘の報道がありやした。

1件は言うまでも無く、いまやすっかり国民的スターとなった感のある、
内藤大輔選手のWBCフライ級世界タイトルマッチの4度目の防衛戦。

こちらはTV中継で、しっかり観戦いたしやした。

年齢的にも格闘技系にあまり興味はないんですが、子供に付き合いつきあいチョイ見のつもりが、
どちらも家族を背負ってという実況のアオリにもはまり、最後まで目が離せませんでした。

最初っから真っ向勝負の打ち合いは迫力があって、素晴らしい闘いを堪能させて頂きやした。

この闘いを感動的なスポーツとして裏打ちしているのは、
もちろんのこと明解なルールと公平なジャッジメントがあればこその話でやんす。

これが無いまま拳闘となったのが、もう1件の話。

東海道線の携帯使用禁止の席で携帯を使用していた男が、
「書いてあることが見えねえか」と注意した男を無視して携帯の使用を継続していたところ、
注意した方が殴りかかった結果、顔面血だらけの殴り合いになったそうでやんす。

どちらも50台の男二人というから、これも真っ向勝負の壮絶な打ち合いだったんでしょうねえ。

なんか報道では喧嘩両成敗的な論調でしたが、やつがれとしては納得できやせん。
というのも、注意を無視して携帯の使用を継続という感覚が理解不能でやんす。

うるさいから静かにしろといった注意なら、うるさいと思った者の主観判断の範疇でやんして、
無視する非道な輩がいたとして、まあ大した被害はありやせん。

しかし、心臓のペースメーカーをしている方などへの配慮として禁じられている場所であれば、
注意した者と喧嘩をするにしても、なにがなんでも先ずは携帯の使用をやめるべきでやんす。

他のどこも使用不可だったわけじゃありやせん、広い車両のごく一部の狭い禁止区域でやんす。
ひょっとしたら、ひとひとりの命に関わる行為になるかもしれやせん。

大人だったらちょっと考えれば大変なことをしていることに気付くべきでやんすし、
そんなことにも気付くことができない者なら、電車利用の資格はありやせん。

確かに先に手を出した者の功罪はあるにしても、もっと無視男が断罪されて然るべきでやんす。
それに触れない報道ばかりが目に入り、がっかりしておりやす。

朝のラッシュ時などの駅前の路上喫煙は、条例化の効き目があって、ほとんど見なくなりやした。

もちろんすぐに条例化するようなことは無理でしょうが、電車利用のマナー向上に関して、
せめてマスコミなどがもうすこし啓蒙運動に寄与してくれればと思いやす。

それはそうと、ユースは残念でしたが、こちらのケントウも讃えやす。
みんな大学から即戦力で、東京にきてくれることを祈っておりやすからね…