裏を返す

正月休みのときに付いて来なかった上の息子を連れて、
松陰神社前の「松波ラーメン店」さんを、再訪。

店構えは、もう世田谷線の車窓の風景に溶け込んでおりやすが、
店内からの窓越しの風景は、江ノ電辺りにトリップした錯覚にも陥りやす。

ラーメンの味だけでなく、ロケーションと明るく清潔な店内の雰囲気から、
なんとも居心地とセンスの良さを感じるお店でやんす。

ラーメンが出てくるまでの適度な間合いに、
さっと出てくる肉味噌もやしとギョーザをツマミに、ビールで待ちやす。

ラーメンを食い終わった頃にギョーザが出てきたら興ざめでやんす。
ここは自然な流れで供してくれるんですが、これも味のうちなんでやんしょう。

動物系と節系のベースに、野菜の香りや甘みがハーモニーを奏でるスープは、
あっさりとしていながら、色々な旨みが絶妙に絡み合ってものすごく深い。

麺自体も旨いんでやんすが、ゆで加減の良さがグッジョブ。
そして、ワンタンのツルっプリ感がたまりやせん。

それにしても、なぜ松陰神社前には、美味い店が集まるんでやんすかね。