「〆張鶴の純」に端を発した日本酒への傾倒は、
その後「梅錦の純米」入手のため、やつがれを四谷の地酒屋に走らせやした。
そして、「〆張鶴の純」を手に入れた赤堤の地酒屋に戻って、
店の主のお奨めを毎週味わう運びとなっておりやす。
週末になると、いそいそと嫁とふたり連れで訪れては、
この前のは酸味が強かったから他にお奨めは?などと、楽しんでおりやす。
この頃は、週二日で通う週もあるぐらいにハマっている始末。
純米ベースで探せば、三千円未満でたくさんの美味しいお酒に出会えやす。
最近手に入れたのは、近江商人の哲学をそのまま名前にした、
滋賀の「三方良し」。
もともとは、売り手良し、買い手良し、世間良しを指す言葉なんでやんすが、
そのまま、辛さ良し、旨み良し、酸味良しというバランスの良さ。
美味い酒なんでやんすが、一本しか残ってないと言われやしたんで、
次は、何時お目に掛かれやすかねえ。