青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

あめの日の閑話 四拾壱

まあ、雨じゃなく雪なんでやんすが、それはさておき。

五輪の開会式になでしこもありやすので、赤堤の地酒屋で早々に般若湯など仕入れて、
TVの前を決め込もうと…

先日、バランスの良さに感動した「三方良し」。

そのときは、最後の一本と言われたんでやんすが、普通のは確かに売り切れながら、
生それもモノホンの生、ナマナマが別に冷蔵庫の中にありやした。

日本酒は通常、熟成前と瓶詰め前の2回、火入れという加熱殺菌処理をするんでやんすが、
それを両方ともしていないものを、ナマナマといいやす。

いわゆる生貯蔵酒としか表示してスーパーで売ってるようなやつは、
瓶詰め前には火入れしているので、本当の生ではありやせん。

ナマナマは温度管理が必須で、寒い時期のプレミアみたいなもんでやんすので、
さっそく仕入れて昼から飲ってみました。

やはり、最初の一口の舌の上の転がり方という広がり方が全然ちがう。
たおやかな旨みを鮮烈に伝えながら、しかしやわらかく舌に涵養していく感じ。

普通に日本酒ということで思い描くものとは、次元が違う感じでやんす。

ますます、ハマッテいくようでやばいね。
やつがれの祖母の兄貴は、一升瓶抱えながら雪道で死んでたそうでやんすので…