青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

遅ればせながらのワンピース61巻

2週間ほど前に買ったワンピース新刊の61巻を、今日読み終わりやした。

なんで、今ごろになって読んでるかというと、
きちんと読むことができる時間が取れるまで、読むのを我慢してたからでやんす。

子供たちはあっという間に読んじまうんでやんすが、
やつがれは、一冊読むのにたっぷり90分は掛かってしまうんでやんす。

でも、今日はそれ以上掛かりやした。

ルフィ達9人の仲間が散り散りになってから2年間、
それぞれが自分磨きの旅の後に再会を約しているというシチュエーション。

ルフィは、海賊王になるために絶対不可欠にして必須の素養を、
元海賊王の右腕から習得するために費やした2年間。

ゾロにとっては、ルフィの最強の片腕になるために己を捨てて、
目標にして最大の敵である最強剣士に、土下座してまで教えを乞うた2年間。

ついに、9人の再会編の始まり。

9人が勢ぞろいした扉絵の希望に満ちた全員の笑顔と裏腹に驚いたのは、
ルフィの胸に、とてつもなく大きなクロスの傷跡が刻まれていること。

そして、もっと衝撃だったのは、ゾロが片目を失っていること。

全ては共に笑顔で次の冒険に旅立ちたいがため、
それぞれの壮絶な2年間を思い描くと、次のページに進めなくなりやした。

もうどうにも涙が止まらなくて、次に進めないんでやんすよ。

ワンピースハ、文学、マンガ、映画、歌とかの枠に関係なく、
あらゆるジャンルを超えた作品の中での名作中の名作に間違いありやせん。

また一つ、世界に誇れる日本の宝の誕生でやんすなあ。