モノは考えようとは、よく言ったもんでやんす。
昨年J2で過ごしていなければ、今年の昇格レースを見ても、どこか遠い国の絵空事にしか思えず、リアリティを持って見られやせんでした。
J2のクラブに馴染みができると、それぞれの個性が判った上で見ておりやすので、J1しか知らなかった頃より、熾烈な昇格レースが10倍面白く感じられるところでやんす。
2012年の昇格枠は、3枠。
2位までが自動昇格。残る1席は、3位から6位なトーナメントによる昇格プレーオフ大会で決定。
1位は甲府で間違いないところでやんすが、その下の2位から7位までが勝点差4に並ぶダンゴレース。(但し、京都は1試合未消化)
最後まで、全く目が離せやせん。
年間リーグ戦としては、最高に盛り上がる様相を呈して、興行的には狙い通り大成功というところでやんす。
ただその一方で、今年の札幌や昨年の福岡の例を見ると、3位が昇格しても、かえって翌年可哀相な結果が待ってることがあるわけでやんす。
なので、今のところ、昇格枠が3枠というのが妥当かどうかは疑問でやんす。
もっとも、この状態が数年続けば、J2上位陣のレベルがさらに進んで、そんなことは杞憂に終わるようになるのかも。
そうしたら、J1のチーム数の見直しを考えなければならないかもしれやせんね。