新しい国立競技場は、英在住のイラク人女性建築家ザハ氏のデザインに決定いたしやした。
カブトガニのような、或いは、ステルス戦闘機のような流線型が特徴の外観が、斬新かつ未来的でかっこいい。
でも、最近の映画などで表現される近未来感の範疇であって、正直なところ、ありがちな見慣れた感じな新しさか、と。
わざわざ隣の東京体育館に合わせなくても、と思う人もいるかもしれやせん。
それにしても、我々世代は、新幹線は、やはり初代のひかりでないと、しっくりきやせん。
同様に、国立競技場と言ったら、子供の頃見た、青いアボラスと赤いバニラの戦いの舞台のイメージが強烈でやんす。
大人になってからも、青赤の戦場として、幾つもの歓喜に包まれた、我らのホームでやんした。
新国立競技場は、2014年7月解体、2015年10月着工だそうでやんす。
今の国立競技場を、しっかりと胸に刻んでおくことにいたしやしょう。