ヤフートップに出てた話題で見た、問題でやんす。
6÷2(1+2)
この答が9で、半数が誤って1と回答したと書いてあってクリビツ。
6÷2×(1+2)
と表記されていれば、算数レベルの問題であることは明らかで、答は9。
しかし、×の乗法記号を省略する数学レベルの問題なら、省略された乗法は除法に優先されるので、6を2(1+2)で割ることになりやす。
よくある2Xや3Yの扱いと一緒でやんす。
よって、解は1。
これが9が正解というのは、最近の教育が変わっのか心配で調べたら、もともとの出典は台湾の記事でそうな。
この問題の正解は1だと、静岡大学の先生のお墨付きだそうでやんす。
これを、会社の若い人に聞いたら9、同学年の嫁に聞いたら1との回答でやんした。
そして、ヤフーの話題も、日本の若者と思われる書き込みは、半数が普通に9と回答しておりやした。
どうも、最近の数学の先生は、「省略された乗法は除法に優先される」という法則を教え込んでいないようでやんす。
こんなところにも、学力の低下が表れていて、がっかりでやんす。
ちなみに、MSのエクセルだとエラーが出て計算不能でやんしたが、関数電卓は答を1と表示するものが多く、一部、9と表示するものが混在してるそうでやんす。
こんなこと、どっちでもいいじゃんと言いたいところでやんすが、、そうもいきやせん。
異なった解を出す関数電卓の混在が、電子計算機の固まりのような飛行機の墜落事故などに繋がる恐れがあるわけでやんす。
これは、もっと論議された方がいい問題だと思いやす。