間もなく終戦記念日。
これからの時代、少なくとも一年に一回ぐらいは、
戦争の意味を真剣に考える日があって然るべきだと思っておりやす。
戦争の意味を真剣に考える日があって然るべきだと思っておりやす。
若い頃には荷が重過ぎて、なんとなく観るのを避けてきた映画を思い出し、
DVDを借りてきて鑑賞いたしやした。
DVDを借りてきて鑑賞いたしやした。
「ゆきゆきて神軍」
やはり、とんでもない作品。
全てがドキュメンタリーという鬼気迫る迫力。
全てがドキュメンタリーという鬼気迫る迫力。
その異常が正常となる裏返しの世界における、人の行為とか言動は、
正常化した後の世界の論理で裁く対象とはなり得ないと思いやす。
正常化した後の世界の論理で裁く対象とはなり得ないと思いやす。
それでも生き抜いた人々は、果たせぬ責任と向かい合うこととなり、
大抵の人は貝となって苦しみ、死ぬまで救われることがありやせん。
大抵の人は貝となって苦しみ、死ぬまで救われることがありやせん。
救われるためには、事実をありのままに後世に伝えることしかなく、
主人公の暴力は、苦しむ人を救済するための手段と見るしかありやせん。
主人公の暴力は、苦しむ人を救済するための手段と見るしかありやせん。
同じ体験をしても経験は異なり、戦争経験のある方々が語る真実は、
全てが異なる貴重な財産となりやす。
全てが異なる貴重な財産となりやす。
お身内におられれば、今のうちに戦争経験をお聞きになってください。
戦争経験は、それを語る方も聞く方も、人類の義務だと思いやす。