青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

欺瞞にうんざり

巷では、五輪エンブレムの盗作疑惑が世を賑わしておりやしたが、
後から出てきた疑惑の数々は、インスパイアを通り越してるのが明白。

五輪の歴史に、欺瞞の証を刻まなくて何よりでやんした。

欺瞞と言えば、他のことで時々考えることがありやす。

MX2で日曜深夜にMX2で放送されている「怪奇大作戦」で、
本来、次に放映されるはずだった「狂鬼人間」が飛ばされやした。

確かに、キXXイが連呼されるので自粛は分かりやすが、
これは刑法39条問題に真正面から取り組んだ真面目な作品。

キXXイなんて言葉は、昔は、キジルシなんて言い方もあって、
決して、言い方で問題の本質が変わるものではありやせん。

目の不自由な方も、耳の不自由な方も、何と言い換えようと、
それを差別する心を根絶しなければ本質的解決ではありやせん。

言い方で隠蔽するのは、単なる欺瞞でやんす。
見えないようにするだけでは、本質的論議が遠のきます。

気が狂った者の犯罪は、無罪で良いのか。

こうした非常にセンシティブなことは、人は隠さずに見つめて、
しっかりした各自の意見を確立しておく義務があると思いやす。

世の中には、このようなことはたくさんありやす。

人は、人を殺して良いのか。
死刑は、許されるのか。
人の死は、何をもって死と判定するのが正しいのか。
中絶は、罪なのか。
自殺は、罪なのか。
造物主に抗う性転換は、許されるのか。
造物主に挑戦するクローン人間作成は、許されるのか。

人間の本質は考えることにあることだけは、間違いありやせん。