東京からは、出ていく人達だけで、来る人のニュースがないので、毎日、移籍情報が気になる今日この頃です。
で、V.ファーレン長崎の新規加入選手のリリースにクリビツです。
→https://www.v-varen.com/news/166524.html
なんでも、クレイソンという選手の公式発表なのですが、とんでもないことが書かれています。
クレイソン選手の身辺調査で、過去にブラジルで暴行事件に関わったことがあるという疑惑がでてきたそうです。
でも、警察および裁判所の公的書面を調べて、白と判明したので契約したとのことを、大事な選手の入団発表で言ってしまうクラブなんて、見たことありませんね。
そんなこと、普通、公式リリースしますか?
なんでもかんでも、オープンにすりゃ良いってもんじゃないですよ。
普通はそんなことは公式では言いませんって。
悪事を隠蔽するのはもってのほかで、それを防ぐために情報をガラス張りにしてますと示すのは、大事なことです。
が、一選手に疑惑があったけど白だったということを明らかにすることは、隠匿を防止するために必要な本質的な部分とは、全く次元の異なることです。
なんで、そんなことが分からないんでしょうかねえ。
本件は、疑惑について聞かれた場合に、安心してください、ちゃんと調べてますよ、と答えられるよう備えておけば良いだけのことです。
どうしてもファンに知らせておきたかったら、馴染みのスポーツ記者を呼んで、裏話としてリークして、紙面を通じてさり気なく知らせれば良いだけのことです。
広報のセンスがありませんね。
世の中には必要な秘め事もあるのに、本質が分からない者達のせいで、どんどん世の中から消えていってしまう、そんな現代の問題点を再考させられた記事でした。