青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

早くも消えた、2nd優勝

昨晩のJ1リーグ2ndステージ第1節の対鳥栖戦@ベアスタは、
またも悪夢の2-3での逆転負け。

単なる悔しい敗戦にとどまらず、2-1で勝っていながら、
ロスタイムで2点取られての逆転では、救い難い負け。

これで2ndの優勝も、早くも飛び去ったしまった感あり。

その印象が拭えないのは、幾ら試合の主導権を握っていても、
勝つという本質的な部分が欠落しているからでやんす。

最後まで、点を取りに行くのも、えげつなく守りに行くのも、
意思が監督のもと統率されていれば、構いやせん。

勝ち切るという本質が明確ならば、たまの痛敗も、また薬。
でも、昨晩の敗戦には、付ける薬がないように思えやす。

今季は、リードしたゲームの後半の勝負どころになると、
何故か漂いだすフワフワ感に、デジャブを想起いたしやす。

きっと、監督の脳内シミュレーションでは、追加点を重ね、
圧勝のシナリオ劇が展開されているのだと思われやす。

そのイメージが選手に共有されていれば良いのでやんすが、
失点する不安なイメージが増殖する選手も出てきやす。

勝つために、どう統率するかの岐路で、城福さんは、
時期尚早である理想、つまり幻想を追い過ぎでやんす。

理想も抑えるところは抑え、現チームの特性に見合った、
現実的な勝ち方というものが確立できなくては、監督失格

奇しくも前任監督との戦いで、それを感じた次第でやんす。

夢は後回しで構いやせん。