前節の磐田戦で、ヨシトが途中出場ででてまいりやした。
すると、スタジアムから、ボールを持つたびに大きなブーイングが巻き起こっておりやした。
選手発表のときに、拍手とブーイングが入り交じるのは仕方ないとしても、あのブーイングは、昔からの東京サポとしては、悲しい光景でやんした。
確かに、2017~2018年だけ見れば、東京を見捨てて、あっさり古巣の川崎に戻った彼に、ブーイングしたくもなるかもしれやせん。
でも、2007年シーズン前には、自ら売り込んできたヨシトに対して、素行等に難ありと判断してだと思われやすが、はっきり断ったのは東京。
ところが、それから10年、神戸、ブンデスリーガと渡り歩き、川崎で開花したときには、言動面もリスペクトできる選手に成長しておりやした。
そのヨシトに対して、今度は、東京の方から三顧の礼で移籍してきて頂くことになったわけでやんす。
残念ながら、ヨシトのチーム改革は、東京の強固な風土基盤を崩せなかったことに潔く負けを認め、カッコ悪くても素直に身を引いて、古巣に戻ったわけでやんす。
彼は自分の子供に、在籍チームのカラーを付けている彼は、東京在籍時代に生まれたお子さんに、青赤から取って、紫と名付けてくれておりやす。
そのお子さんが、味スタで観戦していたら、あのブーイングは、悲しなる思いやすよ。
そのお子さんが、自分の名前に誇りを持ってくれずに、他の色に変えたいなんて思ったら、東京サポとしては、ホントに残念でたまりやせん。
一度は、草鞋を脱いだ仲間に対して、ボールを持っただけでブーイングするような仕打ちは、今後一切しないで欲しいもんでやんす。
イノナミさんを除いては。