青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

大分遠征之記 弐

《最初にひとことだけ》
 タンマチんとこに居たって碌なことねえから、
 梶山と長友は一刻も早く城福東京に帰っといで!!

それでは旅行記の続きでやんす。

8/7 別府

初日は帰りが夜遅くなりシャワーで済ましたので、5時半に息子を叩き起こして、朝風呂へ。
朝の温泉は、どんなに身体が疲れてても元気に動くようにしてくれる一番の薬でやんす。

バイキングでしっかり腹ごしらえした後、先ずは観光バスで地獄めぐりへ。

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別府の地獄は、それぞれ八つの名が付けられた地獄がありやして、
全体ではけっこうな広さの規模をもっておりやす。

先ずは、海地獄。

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次に、鬼石坊主地獄。山地獄。かまど地獄。鬼山地獄。白池地獄。
地獄なんで、当然ながらオニがおりやす。

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オニだけでなく、ワニもいます。残念ながらモニはいません。

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何故かカバもいます。が、逆立ちはしておりやせん。

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さらにゾウもいて、もうなんでもきやがれってかんじでやんす。

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以上の六つの地獄は近いとこに固まっておりやして、良い散歩コースでやんす。
白池地獄で先回りしてたバスに再び乗り込み、次の地獄へ。

七つ目が、血の池地獄

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最後の八つ目が、龍巻地獄。
ここは不定期に噴出する間歇泉なので、噴出はまだかとみんなでじっと見つめておりやして、
噴出したときは、やっと出た~と平山のゴールのような感動を覚えやした。

ちなみに、家に帰ると九つ目の地獄で苦しむもう一人の息子がおりやして、
それが、受験地獄でやんす。

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地獄めぐりが終わって、下界に戻りやすとちょうど昼でやんす。
昼は駅前の中心街で、旧そうな鰻や(写真禁止の貼紙)を見つけて、人心地つきやした。

腹も膨らんだところでさっぱりしようと、戦前からそのまま残る建物が、
ものすごくレトロでお洒落な竹瓦温泉に参りやした。

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この温泉には、珍しく屋内型の砂風呂がありやして、浴衣を借りて砂湯に入場すると、
砂掛けさんと呼ばれてる姐さんが、まんべんなく砂を掛けてくれやす。

なんか息子がふとんの上からかぶさってきたようで、結構重いと感じやした。
が、すぐに慣れ、心地よいぬくぬく感に眼を閉じるとすっかり夢心地になっておりやした。

さっぱりしたところで、もうひと遊び。
タクシーで、「ワンダーラクテンチ」なる遊園地へ。

運転手さんの話では、太平洋戦争の空襲で、大分は全部焼け野原にされたけれど、
別府は京都と同じで、戦後の利用を考えたのか、米軍は空襲をしなかったそうで、
そのため、竹瓦温泉のような旧い建物がたくさん残っているとのことでやんした。

また、運転手さんは別府からちょっと離れたとこが実家で、
子供の頃ラクテンチに連れてって貰えると聞いたら、夜も興奮して寝られないほど、
うれしく思ったもんだそうでやんす。

ラクテンチは、今となってはしょぼい遊園地で、この8月で閉園が決まっておりやす。
が、やつがれとしては、そんな現代の遊園地とは違う素朴な遊園地に来ると、
ガキの頃の二子玉川園なんかを思い出しては心が和むのでやんした。

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ラクテンチは、ケーブルカーで登った高台にありやして、
高台の観覧車なんかはかなり高いとこになりやすので、眺望絶景でそこそこ楽しめやした。
また、客が少ないんで展望露天風呂が貸切状態で、この日3度目の温泉を楽しみやした。

あと、100円のアヒル券を買って一着を当てる、アヒルの競争なんてゆー催し物があって、
息子は黄色を当てて、お菓子をゲットしておりやした。

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ちなみに、このアヒル競争のおじさん、翌日別の水族館で商売してるのを目撃し、
すでに閉園後の居場所を見つけてるのが判り、その逞しさに感心いたしやした。

すっかり遊び呆けて、夕方に。
ホテル帰って、のんびりごはん食ってて、タンマチの負け試合観んの忘れてやした。

夜は、21時まで営業の「グローバルタワー」という展望塔に夜景見学に。

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このタワー、120mを超える高さがあって、
展望台が床下以外、横は総ガラス張り、上は素通しときてるんで、かなりスリリング。
そのため眺望は最高で、海岸から山の手まで最高の夜景が堪能できやした。

てなわけで、ホテル帰って2日目のZZZ…