青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

さあ、収穫の秋の始まりだ

働きざかりの現役バリバリだった頃のイメージしか持たないまま、
成長した孫の顔を見せに久しぶりに帰省したら、孫を抱いてよろつく父の姿に愕然とする息子。

言わずもがな、昨日の磐田を目の前にして浮かんだイメージでやんす。

周りからリスペクトされて然るべき者たちにも同様に訪れるものであるなら、
盛者必衰の理とはなんという非情な摂理なんでやんすかねぇ。

まだ盛者の高みに到達したことのない東京にとって、まだまだ未来の話でやんして、
実際にそのような立場になったときに初めて思い出すことかも知れやせん。

といっても、別にまだ磐田さんの降格が決まったわけじゃありやせん。

開門後30分位経ったころ、磐田の選手とスタッフが全員で対岸のゴル裏に整列して、
サポに頭を下げている姿を見ると、今後のサックスブルーの猛反攻を祈らずにはいられやせん。

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それはそれとして、我らが東京は、
城福東京の目指してきたサッカーが具現化される形となった、会心の勝利でやんした。

先ずは、カボレの先制弾。これですよ、6/21の柏との練習試合で拙が痺れたのは…
トップギアのエメカボラインで、見事DFを置き去りにして、技ありのゴールでやんした。
カボレはその後も左からの攻撃の起点として、敵を何度も突き崩す活躍を見せてくれやした。

2点目は、なんでサハラがそこにいるのか、わが眼を疑いやした。
ナオの低いラストパスが、オフサイドラインの波打ち際を走り抜けるサーフボードのように、
一番反対のキャプテンの足に美しく渡ったラブリーなゴール。

好きよ~、好きよ~、キャプテ~ン、長い髪が似合~う~♪ by ザ・リリーズ
って、相変わらず旧くてすいやせん。

3、4点目は、自身によるミスでの失点が、逆にナオの奮迅を呼び起こしたようで、
赤嶺が乗り移ったかのような飛び込みで駄目を押す大活躍を見せてくれやした。

ちなみに、NHK-BS1のJリーグタイムで、解説の山野さんが、石川直宏の完全復活ですねと、
驚いたようにコメントされておられたことに、ダメなまま消えていくとでも思ってたんかいと、
逆にムカッ腹を立てたのは、やつがれだけではありやせんでしょう。

そして最後の仕上げは、タツさん。
バックパスにプレスを掛けてボールをこぼれさせたあと、キーパーを完全に振り切り、
ゴール前のDFの動きを見切って蹴りこんだ流れは、さすがストライカーの仕事でやんした。

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試合後のお立ち台でも落ち着いていて、クレバーな選手だなと判るコメント。
自分にツキがあるなら全部東京に捧げたいと、
これまた東京サポの心の琴線に触れて泣かしてくれるじゃありやせんか。いいぞ、タツさん。

得点力を上げるための夏からの取り組みが結実したことを見せて頂きやした。
あとは、メンバ異動によるブレを抑えて、何らかのアクシデントにも臨機応変に対応し、
勝ち点3を得ることに執念を持って闘っていくだけでやんす。

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それにしても、昨日はほんとに盛り上がったゴル裏でやんした。
チアちびっ子のポンポン文字によるFCTOKYOにも湧いたし、ワッショイ5回に、
ロスタイム4分で長かった眠らない街東京音頭、盛りだくさんのシャー。

そして何故か大宮戦以来、試合後にあのチャントを歌うのが根付きつつありやす。
これって、J2行きのエンガチョが味スタに8千人しか集めらんないどっかのクラブに、
取り付くようにとのオマジナイなんでやんすかね。

まっいいか、東京らしい茶目っ気溢れる楽しいゴル裏ということで…