さあ今夜は、J1第26節の対鹿島戦@カシマ。
首位対2位の直接対決、別の呼び名を天王山。
否が応でも、燃え上がる内なる想い。
なのですが、ちょいとお待ちよ魚屋さん。
今年、我々は、名古屋、広島、川崎、マリノスと、
幾つもの天王山を越えさせられてきました。
天王山が、そう幾つもあるのはおかしいわけで、
全てマスコミの煽りが造り出した幻影とも言えるものです。
そして敢えて言うなら、今日の決戦ですら、落としてもまだ、
東京の首位の座は変わらないのが真実です。
ただ、今後のことを夢想すれば、今日の勝者が盛り上がり、
この後勢いを増すと予想されることに間違いありません。
が、それすら、敗者の方が燃え上がり、敗者の首位が勝ち続け、
敗者の2位が逆転優勝を果たす可能性が十分にあるわけです。
つまり、ありきたりの想像力で考える仮想の未来像なんて、
何の意味もないわけです。
と言うのは、我々は、今季の第19節を目の当たりにしているからです。
あの試合、川崎は完璧でした。
余りにも非の打ち所の無い戦いぶりで、逆に心配になるぐらい、
全てのモチベーションを使い果たしたかのような勝ち方でした。
その後の結果は、周知の事実です。
なので、我々は、今日で全てが決まるなんて思ってません。
我々は、優勝云々の重いものは全て取っ払って、
純粋に、常勝軍団の象徴である鹿島に、勝ちたいだけの一心です。
今の我々にとって優勝は、東京からチラ見える富士山のようなもの。
今は、ただただ、鹿島より走り、鹿島より堅い東京が見たいだけ。
今日も躍動する東京が見れますように。