JリーグがJ1参入プレーオフの開催方式の見直しを検討することを、
スポニチが報じています。
→https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000067-spnannex-socc
J1参入プレーオフは不公平か。
プレーオフ敗戦直後、徳島の監督が不公平だとコメントしましたが、
それに対しては、はっきりとNOだと言えます。
2019年のJ1参入プレーオフのルールは、開幕前に決まっていて、
全クラブ同意したことを前提にシーズンが始まっています。
シーズン途中で、J1に有利なルールに変更したような場合に、
不公平なせいで敗けたと言うのであれば、正しいと思います。
もし本当に、現行ルールが不公平な内容で同意できなければ、
J1参入プレーオフは辞退して参戦するべきではありません。
うまく勝てば、そのままJ1に昇格できると思って参戦した以上は、
J1参入プレーオフのことを不公平だと言う資格はありません。
一方、全スケジュール終了後、次期シーズンが始まる前に、
来年の開催方式の見直し段階とすれば、話は違ってきます。
過年度の制度を検証して、
事前に与えられたハンデの内容が均衡を欠いていた、
対戦の組合せの決定方法が、一方が不利となっていた等、
次年度前の今の時点の世論、社会情勢等に照らして考えて、
現在のセンスでは、不公平だと評価することはあるわけです。
建前上、過年度シーズン前のセンスでは不公平ではなかったので、
ルールスタートからエンドまでの間に不公平はありません。
そのような論理が徹底されてなければ、全国を跨いだ広域地域で、
かつ、58クラブに対して、公平な戦いなど保証できません。
ただ、シーズン前のルール決定時の検討が本当に足りていたのか、
と疑うことも必要ですが、そりれは第三者機関の監査に委ねなければ、
正しいジャッジが得られるとは思えません。
まあ、あくまでも、後者の次期ルール検討のための示唆として、
徳島の監督はコメントしたのだと思っておきましょう。