東京からオフィシャル発表されましたが、
ACLの5月および6月の試合は全て延期となりました。
Jリーグは、6月、7月、8月の3パターンで、
新日程を検討しているとのことですが、気になることがあります。
Jリーグでは、一旦、断念することを決定していますが、
8月も難しいとなったとき、今年の中断期間を無駄にしないため、
今の中断期間は、秋春制移行に向けて天の与えた時間だと思えば、
移行するには、これ以上ない大チャンスになります。
各クラブで集めた年間会費は、そのまま秋からに充当できるし、
初年だけは、予め、上位チームへの分配金等を減らす合意を得れば、
中断期間の各クラブの運営費の補助金ぐらい出せるでしょう。
欧州等の海外リーグ間との移籍で、登録機関のすれ違いや、
シーズン中のヤマ場での引き抜き等の不具合が解消します。
また、高校や大学サッカーからの加入は、時期はズレますが、
シーズン中ではあっても、加入自体は可能で弊害は少ないし、
欧州のようにクラブユースがメインになっていくと思います。
社会人や学生などの国内リーグも、すぐにとはいかなくても、
他の秋春制基盤が整えば、移行がし易くなると思います。
さらに、夜間で開催とは言っても、真夏の灼熱地獄での試合が無くなり、
選手達にとっては、快適な冷涼な時期の試合が増えます。
五輪で、夏に8連戦なんて馬鹿日程を東京に強制することも、
秋スタートなら二度と起こらなくなります。
一方で、秋春制に移行することで、何も配慮なく、
日本海側の雪国地域を切り捨てるのであるならば、大反対です。
雪国の試合会場の屋根架設、練習場の確保は、全地域の問題だと、
全クラブ協力のもと、協会主導で課題を解決する必要があります。
また、欧州と異なる期間として、Jリーグを評価しているのなら、
経済価値を落とし、DAZNの分配金に悪影響するかもしれません。
他にも、沢山のメリット、デメリットが挙がると思います。
サポーターの声もしっかり聞いて検討すれば良いと思います。
それには、今は、まさにうってつけの機会です。
秋シーズンスタートのチャンスは目の前です。