青赤亭ギョタ郎@下高井戸のブログ

FC東京をこよなく愛し、心から応援するブログ

W杯に出たいなら戦争はやめよう

FIFAUEFAが、ロシアの国際大会出場禁止の措置を取りましたが、

それを不服として、ロシアがスポーツ仲裁裁判所に提訴するとのことです。

 

スポニチの記事から。

www.sponichi.co.jp

 

何故不服で訴えるのか、理解に苦しみます。

訴えるのであれば、自国政府に訴えるべきことです。

 

戦時下の国の常識は、平和な国の常識から逆転する世界です。

 

我々の常識で、人の生命の大切さを幾ら訴えたところで、

戦争中の国の常識は、相手を一人でも殺すのが正となるのです。

 

そんなあり得ない常識の国と、平和時の常識にある国とは、

フェアなスポーツの対戦などできるわけがないのです。

 

よく間違われてますが、平和時の常識で戦争中の行為を幾ら糾弾しても、

そもそも常識が反転してるので、糾弾自体が空しい行為なのです。

 

戦争で行われる残虐な行為は、戦時下では正しい行為なのですから、

異なる世界の常識で非難しても、正しいジャッジはできません。

 

なので、戦争は起こさない、起こさせないことこそが大事なのであって、

起こした者は責められますが、戦時下の行為を責められないのです。

 

全く異なる常識基盤にあるもの同士は、同じ競技では戦えません。

 

どうしてもスポーツで競い合いたかったら、すぐに戦争をやめ、

平和時の同じ常識基盤にあることを示さねばなりません。

 

W杯に出られなくなってしまうから戦争はしないという理由で、

戦争がなくなる世界になって欲しいと切に願います。

 

サッカーには、それぐらいの力があると信じています。